top of page
「普門品」を唱える/住職説法/仏前供養/午餐会
妙法蓮華経の観世音菩薩普門品は、一般的に観音経といわれている観世音菩薩のお経だけれど、内容は、南無観世音菩薩と観世音菩薩の名号を唱えると災難にあわない、ということを伝えている。
日本人に最もよく知られ、親しく読まれているのは、言うまでもなく「般若心経」とこの「観音経」でしょう。実はこの二つとも「観音様」のお経なのです。
同じ観音様のお経なんですが、全く対照的な教典なのです。「般若心経」は仏教の深遠な哲理を述べた哲学的な教典と言えるでしょう。それとは対照的にこの「観音経」は大変情緒的即応的な内容になっています。 どんな困難や苦難に直面しても、「南無観世音菩薩」と一心に称名すれば、たちまち観音様が現れて救ってくださるという。その喩えとしての「奇蹟」の例が幾つも説かれています。 即物的でありまさに「現世利益」を説いたお経といわれる所以です。
bottom of page