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普東禅寺_大雄宝殿
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普東禅寺のご案内

 普東禅寺は臨済宗の流れを汲む台湾中台禅寺の日本分院です。開山祖師惟覚安公老和尚は、世界各地に精舎を建立し、仏陀の教えである「心地法門」が世界中の人々の心に根をおろし心の平安が得られるように、と大きな悲願を立てられました。その一つとして、2009年7月に普東禅寺が日本で初めて大阪門真市の地に建立されたのです。

 お寺の中に一歩足を踏み入れば、荘厳な世界が広がっています。法会を行う大雄宝殿、禅堂、知客室、斎堂、講堂、小参室なども整っており、静かで心が落ちつく空間となっています。

普東禅寺では建立以来、禅修クラスや坐禅会、法会などを無料で定期的に開催し、多くの人々に仏法を弘めてきました。禅修クラスでは段階的に仏法が学べるよう初級・中級・上級・研究とクラスを分けています。日本人向けや子ども向けの禅修クラスも設けています。毎月数回開催の坐禅会は参加者に心の安らぎをもたらしています。普東禅寺は今や仏法の学びの場、坐禅修習の場、心の拠りどころとしてなくてはならない存在となっています。

 住職の見銜法師と常住の法師は老和尚の悲願と教えに従い、より多くの人々を済度すべく、日々精進しています。これからも普東禅寺は慈悲平等の精神を持ち、広く人々を教え導いていくため、ここ大阪の地にさらに根を広げ仏法を弘めていきます。

 どなたでも参拝することができます。いつでも気軽に足をお運びください。

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「遥かなる弘法の道、常に歩めども倦むことなし。」

台湾中台禅寺総本山のご住職の見燈大和尚は、開山祖師である惟覚安公老和尚が抱かれた、仏法を弘めるという大いなる悲願を受け継がれました。この度、普東禅寺の護法檀信徒からの切なる願いに応じ、2019年10月20日に日本の大阪市を自らご訪問。普東禅寺の設立10周年を祝う記念法要、および三帰五戒の正授式を導師としてお勤めになりました。

中台の法水、東洋の地を豊かに潤す

午前9時30分、普東禅寺には300人を超える信者の方々や各界からの来賓が集い、喜びに満ちた祝賀ムードに包まれました。参列者は、導師をお勤めになる見燈大和尚を、篤い信仰心と共に恭しくお迎えしました。
法要は、大和尚が各界からの来賓や信徒代表を率いて仏様に灯明をお供えする献灯式から始まり、続いて10周年を祝う華やかなケーキカットが行われました。さらに、大和尚から日頃お寺を支える護法会の役員の皆様へ、その功徳を称える表彰状が手渡され、記念撮影も行われました。
この記念すべき日を祝うため、台北駐大阪経済文化弁事処の李処長、同処僑務課の蔡課長、そしてパナソニック・ライフソリューションズ社の伊東上席副社長もご臨席くださり、会場は一体となって普東禅寺の設立10周年を盛大にお祝いしました。
式典では、李処長が祝辞を述べられ、中台禅寺が長年にわたり、仏法の弘揚、人心の浄化、社会の安定に尽力してきたことを高く評価されました。その上で、弁事処を代表し、心よりの敬意と謝意を表されるとともに、法会の円満な成功、道場の隆盛、そして法輪常転を祈念されました。
普東禅寺護法会の石会長はご挨拶の中で、開山祖師ならびにご住職大和尚が日本の大阪に道場を建立されたことに対し、深い感謝の意を表されました。会長は、「そのおかげで、多くの人々が仏法を聞き、三宝に親しむ機会を得られました。この10年間、普東禅寺は皆のかけがえのない精神的な拠り所となりました」と、あらためて強調されました。
大和尚は法話の中で次のように説かれました。
「この世に生きる誰しもが、苦から離れ、思いがかない、心安らかに生きていける幸せを望んでいます。その幸せを得るためにこそ、仏法があります。仏法は、私たちにこの世の真実の姿を明らかにし、幸せを得るための根本的な道理を教えてくれるものです。
『法華経』には「諸仏世尊、唯だ一大事の因縁を以っての故に、世に出現したもう」とあります。すなわち、諸仏菩薩がこの世に現れ、仏法を弘める目的は、ただ一つです。それは、衆生に「仏の知見」を開かせ、示し、悟らせ、その境地に入らせるためなのです。
では、仏の知見とは何でしょうか。仏とは「覚」、すなわち目覚めた者を意味し、また「仏性」そのものでもあります。したがって、仏の知見とは悟りや覚りの本性に基づいた知見であり、つまりは真理に対する正しい知見(正知正見)のことです。
それは、「開・示・悟・入」という段階の導きを通して、人々の機根や求めに応じて教えを説き、私たちを仏の知見、すなわち真理に対する正知正見へと導き、それによって悟りへと至らせるのです。
そして、悟りこそが、仏道を成就するための鍵であり、真の幸福と安らぎを得るための最も基本的な前提です。それゆえに、釈迦牟尼仏がこの世に現れ仏法を弘められたのは、衆生が真理を悟り、苦しみを離れ安楽を得、心願を成就できるよう導くためでした。そして、これこそが普東禅寺が設立された目的なのです。
開山祖師である惟覚安公老和尚は、私達が修行を成就するための要点を以下のように教えてくださいました。
まず、修行という「因」を大切にし、福徳と智慧という「糧」を十分に積むこと。そして、正しいものの見方(知見)を養い、身体・言葉・心(身口意)の三つの行い(三業)を清らかに保つこと。常に自分を振り返り、自らのため、そして他者のためになる菩薩の行いに励み、最終的に悟りの境地(菩提涅槃)に到達して仏道を成就するという目標に向かって精進しなさい、と。
言い換えれば、仏法の真理である「中道実相」を基準として自らを省みることこそが、本当の修行と言えるのです。この「自らを省みる」という実践を深めるには、まず基準となる「中道実相」とは何かを知らなければなりません。次に、私達を迷わせる「妄想」や「執着」、そして行いを汚す根源である「無明」や「清らかでない三業」がどういうものかを、はっきりと理解する必要があります。そして、これらを学ぶ最も確実な近道が、お経や説法に耳を傾け、禅の修行に励むことです。これこそ、中台道場が一貫して、あらゆるレベルの方に向けた禅修クラスを広めることに努めている理由に他なりません。

1.    見燈大和尚、10周年記念のケーキ入刀。
2.    大和尚より護法幹部へ功徳表彰。
3.    台北駐大阪経済文化弁事処・李処長のご挨拶。
4.    三百名余りの来賓の方々が、大和尚のご法話を熱心に傾聴。

(大和尚法話 続き)

福徳と智慧を兼ね備え、さらなる高みへ
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1.    午餐会では禅修クラスの皆さんが演目を披露し、10周年を祝いました。
2.    見燈大和尚が、日本や中国、ベトナムなどの信徒百名余りに三帰五戒を授けられました。
3.    護法檀信徒の皆様が、見燈大和尚を囲み、記念撮影をされました。

2019年 見燈大和尚 日本弘法

「普東禅寺10周年記念式典ならびに三帰五戒の授与法会」

今日、この10周年記念という素晴らしいご縁に際し、皆様への感謝と、これからの想いを分かち合いたいと思います。
まず、これまで皆様が純粋な発心を起こされ、金銭的にも労力的にもお力添えくださり、仏法を守り支え、修行の道に熱心に励んでこられた、その尊いご功徳を心から称えたいと思います。その成果は、皆様ご自身が受け取る喜び、すなわち「自受用」です。
そして第二に、この中台道場がこれほど立派になったこと、それ自体が皆様の修行の成果であり、他の人々をも潤す「他受用」の現れなのです。
しかし、私たちは「良いものを更に良くする」という心で、今の基礎からもう一歩、高みを目指してまいりましょう。これからも福徳と智慧を共に養い、自分自身の本当の心、仏性に目覚めることを目指して精進を続けましょう。
最後に、皆様と共に励みにしていきたいと思っていることがあります。「苦しみから離れて、安楽になりたい」という願いは、世界中の誰もが持つ願いです。だからこそ、仏様の教えを学び実践することは、現代を生きる私達すべてにとって、本当に必要な道なのです。
私たちが仏様の教えからいただくことのできるこの恵みを、ただ有り難く思うだけでなく、さらに一歩進んで、諸仏菩薩や歴代の祖師方、そして開山祖師様が示してくださった大いなる願いと慈悲の心に見習い、人々と教えを分かち合い、皆で共に高め合っていくこと。それこそが、真の菩薩行を「生きる」ということなのです。
そうすることで、自分自身の功徳を積むことができるのはもちろんのこと、私たちが生きるこの社会、そして世界全体を清らかで安らかな場所へと導き、平和と安定をもたらすことができます。これこそが、この地上に浄土を築いていく(人間浄土・仏国浄土)ことに他なりません。
大和尚の円融無碍なご法話に、会場に集った人々は皆、法悦に包まれ、仏法を守り、修行の道を歩んでいこうという、揺るぎない決意を一層深めたのでした。

お昼には、子供禅修クラスと禅修クラスの皆さんが、心を込めて準備した日本と中国の味覚が楽しめる精進料理と、心温まる催しで、参列者をおもてなししました。午餐会はまず、子供クラスの生徒による美しいピアノ演奏で始まり、続いて日本語中級クラスの皆さんが、日本の伝統的な踊り「ソーラン節」で会場を盛り上げました。フィナーレを飾ったのは、護法会会長のお嬢様と子供クラスの生徒による、中国の伝統楽器・古箏のデュエット『盛世国楽』で、共に普東禅寺の10周年を祝賀しました。
午後2時からは、住職大和尚が慈悲深く、三帰五戒の儀式を執り行われました。この貴重な機会に戒を授かろうと、日本、中国、ベトナム出身の生徒さんやそのご家族・ご友人など、百名を超える方々が日本各地から集いました。参加者は仏様の前で、心から三宝に帰依することを誓い、五つの戒めを守ることを受け入れました。この帰依と受戒は、迷いの世界を超えるための縁を結び、悟りへの種を蒔くことに他なりません。清らかな戒めを守る実践は、修行の道をさらに高い段階へと引き上げる土台となり、自らを覚り、他をも覚りに導く、光り輝く人生への第一歩となるのです。
中台の法水が、遠く日本の地まで届きました。見燈大和尚が、中台が受け継ぐ仏法の真髄によって、日本の仏弟子たちの心を豊かに潤し、法を求め、戒を授かりたいという切なる願いを叶えてくださったことに、心より感謝申し上げます。これからも、出家・在家の弟子たちが心を一つにし、教えに則って修行に励み、その実践を深め、仏法を広く伝えていけますように。そして、菩提の尊い種がこの世界の隅々まで蒔かれ、「覚り」の美しい花が至る所で咲き開きますことを、心よりお祈り申し上げます。

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